皆さんこんにちは。
愛知県豊橋市を拠点に、東三河地区や静岡県西部で戸建て注文住宅の建築やリフォーム・リノベーション、増改築工事などを手掛けているBooker's Home(ブッカーズホーム)です。
1日の中で長い時間を過ごすキッチンは、光にあふれ、風が抜ける居場所であってほしい。
こんな理由で、キッチンの窓をリフォームしたい、という方は多くいらっしゃることでしょう。
ただし窓はさまざまなメリットをもたらしてくれる一方で、きちんと調べておかなかったばかりに、失敗してしまって後悔……という声も。
今回はキッチンの窓をリフォームするうえで、メリットやデメリットなど、知っておきたいポイントをご紹介します。
■キッチンに窓があるメリットとは?
キッチンに窓があると、自然光に満ちたさわやかな空間になります。
さすがに夜はいたしかたないですが、朝、東からのぼってくる朝日を浴びながら朝食をつくると、1日の始まりが楽しくなるもの。
家事が単なる退屈なルーティンに終わらず、豊かな時間に生まれ変わります。
朝だけでなくランチも同様です。
自然光のもとで作業をすると、食材も色鮮やかに生き生きと見えるので、旬のものを美味しくいただくという恩恵を味わうことができます。
また薄暗い空間は圧迫感がありますが、明るい空間にすれば実際の面積以上の広がりを感じられるのも、キッチンに窓を設けるメリットの一つ。
もう一つ大切なポイントは、風通しです。
とかく食材などでニオイがこもりやすいキッチンですが、窓があると風が通り、いやなニオイが抜けてくれます。
さらに風の道があれば、調理時の熱や煙の排出にも役立ちます。
■キッチンの窓のリフォームで、ありがちな失敗例と解決策
ただしリフォームで窓を取り付ける際は、きちんと計画しておかないと、失敗してしまうケースも多々あります。
具体的にいくつかの例を紹介しましょう。
・失敗例その1 夏は直射日光で蒸し風呂状態
火を使うキッチンはただでさえ熱がこもりやすい場所。
リフォームで窓をつくった場合、位置や大きさが適切でないと、夏場は直射日光にさらされて、まぶしいし暑いしキッチンに立つ気にもならない……という失敗例もあります。
特に高い場所につくるハイサイドライト(高窓)や、天井に取り付けるトップライトの場合、ふつうの窓以上に採光効率が良いため、夏場の採光には注意しましょう。
このように窓をリフォームで取り付ける際には、キッチンの方角や、敷地に対する光の入り方を考えなければなりません。
朝は良くても夕方の西日がキツい……といったことがないように、1日中快適に光を取り入れてくれる窓が理想です。
・失敗例その2 プライバシーゼロ? 隣家や道ゆく人の視線が気になって……
リフォームで窓を開けたものの、近隣の方と目が合ってしまったり、道ゆく人から作業している様子がわかってしまうと、落ち着かないですよね。
したがってオープンすぎる窓というのも、考えもの。
近隣や全面道路との関係性を汲み取って、窓を設けるとよいでしょう。
近隣から見られる可能性があるかもしれないけど、それでも窓を開けたい……!という場合は、曇りガラスや型ガラスなどを使って外からの視線をやわらげる方法もあります。
特に型ガラスはレトロ風にはじまり、さまざまなデザインが登場しているので、選ぶのも楽しいですよ。
窓の前に植栽を施すことで、外からの視線を遮る方法もあります。
光と風を感じられるだけでなく、顔を上げれば緑があるというキッチン空間も素敵ですね。
・失敗例その3 開け閉めやお手入れができない
先述のハイサイドライトやトップライトは、通常の壁に設けた同面積の窓よりも、高い採光量を確保できる特徴があります。
したがって、壁に窓を開けにくい場合におすすめなのが、この方法。
ただし高い位置に窓があると、開け閉めができなかったり、掃除がしにくくなったりするというデメリットも。
最近は電動開閉式のトップライトも登場していますが、コストが高くなってしまいます。
トップライトは窓の外側は雨で流れるので汚れは気にしない、という声もありますが、キッチンに設けるのなら、調理中の油や煙で内側が汚れやすくなる可能性があります。
したがってあくまで窓は、身長や作業台の高さを考えて、使いやすい位置に設けるのが安全かつ安心です。
■キッチンの窓をリフォームする前に抑えておきたいポイント
このように、キッチンの窓、とひと口にいっても、善し悪しはさまざま。
失敗しないためには、あらかじめ、いくつかのポイントをおさえておきましょう。
・なんのための窓か、役割と目的を明確に
その窓は採光のためなのか、換気のためなのか。
キッチン全体に開放感をもたらすためのものなのか。
あるいは、作業する際に眺望を確保するためのものなのか。
窓にはさまざまな役割がありますので、なんのために窓を設けたいのか、目的を明確にしておきましょう。
・位置とサイズの検討をつけておく
位置やサイズが適切でないと、望んでいた採光や換気を得られません。
また構造壁の場合はそもそも窓が開けられない、ということもあります。
一体どのくらいのサイズなら望む効果が得られるのか?
この壁は構造上、窓を開けてよいものか?
こうしたことはプロでないと判断がつきづらいものです。
ただキッチンの雰囲気を考えるうえで、欲しい窓というものはありますよね。
たとえばスタイリッシュな細長の水平窓。
オープンに庭とつながる両開きの窓。
海外映画に出てくるような上下開閉窓や、すべり出し窓。
あるいは、通風は高性能の換気扇に任せるので、光だけ通すシンプルなフィックス窓が欲しい……など、窓のデザインを考えるのも、また楽しいものです。
したがってプロに依頼する際は、「なんのために」「どんな用途の」「どのくらいのサイズ」の窓が欲しいかという、3点を明確にしておきましょう。
地域密着型の建築会社なら、お客さまの要望を汲み取ったうえで、「デザイン的にここに欲しいのはわかるけれども、西日や直射日光が強い」など敷地条件を見定めて、適切にジャッジ。そのうえで、デメリットをカバーできる提案をしてくれるはずです。
・結露対策も忘れずに!
北側に設けられているキッチンなど、キッチンの室温と外気温に差が生まれやすい環境の場合、窓に結露が発生しやすくなってしまいます。
結露はほうっておくとカビの原因になるので、要注意。
断熱性能の高いサッシ+窓を使うことをおすすめします。
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■実はあなどれないキッチンの窓リフォーム! 経験豊富なBooker's Homeにお任せください!
太陽の動きと、家の中に入ってくる光の量の関係性は非常に複雑。
立地や窓の大きさ、季節によって左右されるので、地元密着型のリフォーム・リノベーションに慣れた業者に相談を仰ぐのが得策です。
愛知県豊橋市を拠点に、東三河地区や静岡県西部でリフォーム・リノベーションや注文住宅を手がけるBooker's Homeは、打ち合わせから大工棟梁が対応しております。
家の内部構造まで知り尽くした大工が、お客様のご要望に応じてきめ細やかなご提案をいたします。
お客様のご要望と敷地の状況・間取りを擦り合わせながら、最適なご提案をいたしますので、迷っていらっしゃる方は、まずはご相談くださいね。
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