皆さんこんにちは。
愛知県豊橋市を拠点に、東三河地区や静岡県西部で戸建て注文住宅の建築やリフォーム・リノベーション、増改築工事などを手掛けているBooker's Home(ブッカーズホーム)です。
ワンちゃんと暮らしていると、気になるのが床のこと。
家の中を元気に駆け回っているけれども、足腰に負担がかかっていないか心配で……。
自然素材の無垢の床は、調湿性があって健やかな室内環境になると言われているけれども、ワンちゃんの足のことを考えると、どうなんだろう?
今回はワンちゃんの目線で、床材の種類を徹底解説。
床材だけでなく、肝心な仕上げとなるコーティングについても紹介します。
■ワンちゃんと快適に暮らすために、適した床の条件って何?
毎日、当たり前のように歩いている床ですが、ワンちゃんにとって快適かというと、また別の話。
ヒトは裸足で床を歩く時、無意識のうちに足の指に力を込めてすべらないようにしています。
一方でワンちゃんは歩く時、爪を食い込ませるようにします。
歩くところが土ならば、爪を食い込ませることができるのですが、床が硬いと爪を食い込ませることができません。
すべってしまうと足腰や股関節に負担がかかって、ケガをしてしまうリスクがあります。
また床も、ワンちゃんの爪でキズがついてボロボロになってしまうということも。
オシッコなどの汚れが染み込むと、シミになって掃除をしても取れなくなる、ということもあります。
したがってワンちゃんと暮らすうえでは、足腰に優しいクッション性があり、汚れにくく、さらにそうじをしやすい床材を選ぶ必要があります。
■ワンちゃんに適した床材、メリット・デメリットをチェック!
では、素材別にワンちゃん目線でメリット・デメリットを見ていきましょう。
・フローリング
ひと口にフローリングといっても種類がいくつかあり、丸太から切り出した「無垢フローリング」と、合板などの基材の上に化粧材を貼った「複合フローリング」に大別されます。
ヒトだけが住むことを考えるのなら、オススメなのは断然「無垢フローリング」。
調湿性に優れており、夏・冬の室内環境を快適に保つことができて、経年変化も楽しめます。
ただし、必ずしもワンちゃんの足腰に良いかというと、必ずしもそうとは言えません。
というのも、無垢フローリングの樹種はさまざまで、ワンちゃんの足腰にあまりよくない硬いタイプもあるからです。
犬種によっては、スギやパインなどやわらかい針葉樹なら大丈夫……というケースもありますが、やわらかい分、キズがつきやすいことは心得ておきましょう。
また、オシッコなどが染みたりするデメリットもありますが、これに関しては、後ほど紹介する専用のコーティング材を塗布するという方法もありますよ。
一方、「複合フローリング」には薄く挽いた無垢板や、樹脂や紙などに木目模様をプリントしたシートなどを貼ったタイプがあり、種類によってはキズのつきやすさ、汚れにくさといったデメリットを解消できるものもあります。
・タイルカーペット
タイルカーペットとは、おおよそ40~50㎝角にカットされているカーペットのこと。
一般的にはオフィスで利用されていますが、最近では豊富な色のバリエーションから、住宅でも使われるケースが増えています。
クッション性がありワンちゃんの足腰にも優しく、汚れた場所だけ取り外して洗濯できるメリットも。
ただし洗濯できるとはいえ、汚れやニオイを吸収しやすい面もあり、また毛が絡みやすいので強力な掃除機はマストアイテム。
ちなみに、毛が輪(ループ)状になっているタイプは、爪が引っかかってケガにつながるリスクがあるので、避けたほうがよいでしょう。
キレイに保っていないと、ダニが繁殖してしまうこともあります。
・コルクマット
ワインの栓にも使われているコルクを使ったマットで、クッション性に優れ、すべりにくいメリットがあります。
タイルカーペットと同じく、汚れた場所だけ取り外して交換できます。
ただしそれほど水には強くありません。
また湿度の影響を受けやすく、乾燥しがちな冬は、収縮によりマットの間に隙間が生じるケースもあります。
・クッションフロア
クッションフロアはシート状の塩化ビニールでできており、一般的な厚みは約2〜4㎜といったところ。
歩くとやわらかく足元が沈むような感触で、ワンちゃんの足腰に優しいのはもちろん、水拭きがしやすいというメリットもあります。
耐水性や抗菌加工を施されたタイプを選べば、お手入れもしやすいことでしょう。
ただし耐久性が低いというデメリットも。
クッションフロアの上に重い家具を置くと、凹んだ跡が残ってしまいます。
また、ワンちゃんの足腰には良くとも、人間が歩くとちょっと足元がフワフワして、なんだかチープな感覚……という声もあります。
■おすすめはフローリングのコーティング!大切なワンちゃんのために安全な床に
代表的な床材を紹介しましたが、それぞれ一長一短があります。
ここであらためて条件を整理してみましょう。
ワンちゃん目線で快適であり、アフターケアもしやすいのは、「すべりにくい」「キズがつきにくい」「汚れにくい」「お手入れがしやすい」ということ。
こう考えると、家族が集って見守るなかで、ワンちゃんが駆け回るLDKに選びたいのはフローリング。
けれどもフローリングにはワンちゃん目線でデメリットが……とご心配になるかもしれません。しかし、それは専用のコーティング剤を施すことで解消できます。
ワンちゃんと暮らすおうちのリフォームを多く手掛けているBooker's Homeが使っているのは、「すべり抵抗値」の高いコーティング剤。
ワンちゃんの足腰にかかる負担を軽くして、ケガのリスクを低減することができます。
フローリング表面を塗膜が覆ってくれるので、ヨダレが垂れたりオシッコをされても、水やニオイ成分が浸透しません。
ツメによるキズにも強く、キレイな状態を長く保つことができます。
除菌剤やアルコールにも耐性があるので、フローリング材を傷めることなく、おそうじラクを実現します。
ちなみにコーティング剤の原材料は高品質な国産材で、医療や食器にも使用されている材質と技術を用いているので、安心安全。
樹脂に紫外線をあてて硬化するUV仕様なので、施工時間も短く、施工直後からふだん通りの生活を送ることができます。
リフォーム工事で長く時間がかかると、ワンちゃんにとってストレスになってしまいますよね。
ワンちゃんを煩わせることのない短工期のリフォームも、ご好評をいただいております。
https://bookershome.jp/blog/column/112234
■ワンちゃんに優しい家づくりは、経験豊富なBooker's Homeにお任せください!
愛知県豊橋市を拠点に、東三河地区や静岡県西部でリフォーム・リノベーションや注文住宅を手がけるBooker's Homeは、ワンちゃんに優しいリフォームに定評があります。
コーティングって実際にどうなの?と思われる方に向けて、お客さま相談室兼体験スペースもご用意しており、ワンちゃんと一緒に体験いただくことも可能です。(要予約制)
https://bookershome.jp/coating
また家づくりを知り尽くした大工棟梁が設立した会社ですので、床のプチリフォームはもちろん、さまざまな視点からワンちゃんに優しいリフォームをご提案いたします。
ワンちゃんと暮らすための新居を考えているという方も、お気軽にご相談ください。
床だけでなく、ワンちゃんにとっては階段も大切なポイント。
小型犬と大型犬では、歩きやすい階段の角度も異なります。
そもそもワンちゃんが階段を上がらないようにするために、1階リビングにしたいけれども、まわりが建て込んでいて2階リビングにするべきか迷っている……など、家づくりを真剣に考えると、さまざまなお悩みに直面することと思います。
ワンちゃんと暮らす家づくりは、作り手の経験が大事。
豊富な実績からきめ細やかなご提案が可能ですので、新築でもリフォームでも、ワンちゃんと快適に暮らせる環境が欲しいという方は、まずはお問合せくださいね。
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