皆さんこんにちは。
愛知県豊橋市を拠点に、東三河地区や静岡県西部で戸建て注文住宅の建築やリフォーム・リノベーション、増改築工事などを手掛けているBooker's Home(ブッカーズホーム)です。
収納が足りない! けれどももう空き部屋はないし、これ以上やりくりするのは不可能……。
しかしそこで諦める必要はありません。
床から天井まで一面を壁付けの収納にする「壁面収納」なら、今すでにあるスペースを有効活用することができます。
今回は壁面収納のメリット・デメリットを紹介。
空間をスッキリ整えられる収納づくりのコツを解説いたします。
■壁面収納にはどんなメリットがある?
まずは壁面収納のメリットを見ていきましょう。
・大容量の収納スペースを確保できる
壁面収納は、一般的に床から天井までの壁を活用するので、大容量の収納スペースを確保できます。
特にモノが多いリビングは、壁面収納が有効。もちろんキッチンや寝室にもつくることができます。
既製の収納家具は、えてして間取りにフィットせず、ムダな隙間が生まれがち。
しかし壁面収納を造作すれば、ムダなスペースは生じず、効率的に空間を使うことが加納です。
・収納そのものがインテリアになる
壁一面を占める壁面収納は、そのものがインテリアになります。
収納のタイプには「見せる収納」と「隠す収納」の2パターンがありますが、壁面収納を「見せる収納」にした場合、収納している小物や雑貨などでインテリアコーディネートすることが可能。より自分らしいおしゃれな空間になります。
ただ、片付けが苦手な人に「見せる収納」は不向き。
そのような場合は壁面収納に扉をつけた「隠す収納」にしましょう。
モノを出し入れする手間がかかりますが、扉ですべて隠せるので空間をスッキリ保てます。
・地震の時に棚が倒れるリスクが少ない
置き家具の場合、強い地震が起こると家具が倒れてくる可能性がありますが、壁に造作する壁面収納なら、たとえ中のモノが落ちてきても、収納そのものが倒れる可能性は非常に低いと言えます。
転倒防止や地震対策の面でもメリットがあると言えるでしょう。
■壁面収納のデメリットも知っておきましょう
・使い方をきちんと考えていないと邪魔になる
壁面収納はたくさん収納できるから、つくっておけばいいだろう……とあまりよく考えないで決めてしまうと、収納本来の機能を発揮できないということも。
何を置く、何をしまう、ということを細かく想像せずに壁面収納をつくってしまうと、使い勝手が悪くなってしまいます。
したがって、どのように使うか目的をきちんと決めておくのが、失敗しない壁面収納のコツです。
・取り外すにはまたリフォームが必要
壁に固定する形で造作する壁面収納は、一度設置すると置き家具のように動かせないことは心得ておきましょう。
やっぱり別の場所につくりたい……という場合は、ふたたび工事をしなければなりません。
したがって、壁面収納をつくるのなら、どこにどのようにつくるか、しっかり考えておきましょう。
■リビングに壁面収納をつくる場合の注意点
壁面収納は、キッチンやダイニング、寝室、個室、ワークスペース、廊下などさまざまな場所につくることができますが、最も効果的なのが、住まいのなかでももっとも広い場所であるリビング。
家族が長い時間を過ごすため、共有して使うモノも多いので、とかくリビングはごちゃつきがちになりますよね。
したがって、リビングになんでもしまえる大容量の壁面収納があるととても便利。
ただし、注意しておきたいことがいくつかあります。
・どこまできめ細やかにつくり込むか
家族が集まるリビングの場合、薬や書類、CDや本、救急箱、ケーブル類など、家族で共有するアイテムが細々とあります。
したがって、ここは背の高いものを入れる、ここは平置きにするものを入れるなど、モノに合わせて、きめ細やかにつくりこむとよいでしょう。
もちろん、生活の変化に応じて使うモノの種類や量、サイズも変わっていくので、あまりつくりこみすぎたくない、という考え方もあります。
その場合は、収納1マスの奥行き・高さが30センチ強もたせると、オールマイティにモノをしまうことができます。
30センチ強というのは、A4サイズの書類や雑誌を収納できるサイズ。
こまごましたモノをしまいたい……という場合は、ボックスなどを活用するとよいですよ。
ちなみに収納するモノに対して3〜5センチの余裕があると、モノが取り出しやすくなります。
・圧迫感に注意しましょう
あまりにコンパクトなリビングに壁面収納を設けると、圧迫感を与えてしまいます。
また床面積も、壁面収納分減ることは、お忘れなく。
リビングが小さくても壁面収納は欲しい、けれども圧迫感は減らしたい……という場合は、天井高さいっぱいまでつくらず、少し余白を設ける手もありますよ。
・テレビやエアコンを組み込む場合、スペースは大きめに
壁面収納にテレビやエアコンを組み込む方法もあります。
わざわざテレビボードを置かずに、壁面収納ひとつでテレビ台も収納も兼ねられるので、一石二鳥。
またエアコンを壁面収納の一部に設置すれば、家電の存在感をやわらげることができます。
ただし、家電のサイズは年々大きくなっています。
したがって買い替えたいとなった時、入らなければ、家電も収納もムダになってしまいます。
したがって、テレビやエアコンなど家電を置くスペースはゆとりをもって壁面収納をつくりましょう。
もちろんコンセントの設置もお忘れなく。
・壁面収納の高いところには、ふだん使わないモノをしまう
天井いっぱいの高さまで壁面収納を使う場合、当然ながら、高いところのモノが取り出しにくくなります。
いざ壁面収納を天井高さいっぱいにつくったものの、高いところの棚は使い道がなくて……ということがないようにしておきたいものです。
また高いところは手が届きにくいので、出し入れする頻度が少ないものをしまいましょう。
そして重くないものをしまうのも大切。
あまりに重いと、地震の時に落ちてケガをしてしまうリスクもあります。
・インテリアになじむデザインに
長い時間を過ごすリビングの壁面収納は、デザインにもこだわりたいものです。
床や壁、天井のどれかと素材や色みを合わせると、しっくりなじみますよ。
もし「見せる収納」の場合は、しまうモノの存在感と喧嘩しないように、ニュートラルな色・質感にするのがおすすめです。
■リフォームで壁面収納を設けるのなら、大工棟梁がいるBooker's Homeにお任せください!
壁面収納を造作する場合は、壁の下地など内部構造もチェックして、どのくらいの耐久性をもたせるかといったことや、素材を選ぶ必要があります。
したがって壁面収納は、家のなかの内部構造にも詳しい腕利きの大工がいる建築会社に依頼するのがマスト。
愛知県豊橋市を拠点に、東三河地区や静岡県西部でリフォームや注文住宅を手がけるBooker's Homeでは、棟梁大工がヒアリングから対応いたします。
見積もりも含めてわかりやすくご説明するので、安心してリフォームに臨んでいただけます。
現場を知り尽くした大工が、お客様のご要望に応じたきめ細やかな提案をいたしますので、暮らしにも住まいにもぴったり合った壁面収納をお考えの方は、お気軽にBooker's Homeまでお問い合わせください。
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