自然素材による健やかで快適な暮らしのススメ

皆さんこんにちは。

愛知県豊橋市を拠点に、東三河地区や静岡県西部で戸建て注文住宅の建築やリフォーム・リノベーション、増改築工事、コンテナハウス工事などを手掛けているBooker's Home(ブッカーズホーム)です。


最近あらためて、自然素材の家に関心が寄せられています。ナチュラルな空気感を味わいたい、ほっこり落ち着ける雰囲気の家に住みたい……子育て世代やご年配の方だけでなく、愛犬や愛猫などペットと健やかに暮らしたい、という方からも自然素材に対するニーズは高まっています。今回は、自然素材の家と暮らし心地について、プロの目からご紹介します。




■自然素材の家って?


自然素材の家とは、むくの木や漆喰・珪藻土などの塗り壁材、石材や和紙などの、化学物質が含まれる材料を避けた素材でつくった家のことを意味します。本来、日本の家づくりは地元で採れる土や、近くの山の木を使っていました。障子や襖には、コウゾ・ミツマタなどから漉いた和紙を使い、木の保護をする塗料には、コメ油やエゴマなどの植物油や漆、柿渋を用いてきたものです。

自然素材には、日本人が長年培ってきた知恵と経験が宿っているのです。





■自然素材のメリットとは?


自然素材には、気持ちのよい空間をつくるうえで、さまざまなメリットがあります。


むくの木には調湿性があり、夏には湿気を吸い、乾燥しがちな冬には湿度を放出することで、室内の湿度を保つ効果があることが指摘されています。また、アンモニアなどの悪臭物成分を吸着したり、精油による抗菌効果もあることがわかっています。


床や壁などの仕上げ材として使った場合、あたたかみや肌触りの良さを感じることができます。また樹種にもよりますが、木材のにおい(精油成分)には心身ともにリラックスさせる作用や、免疫系などへの働きかけがあるということも徐々に明らかになってきています。


また漆喰や珪藻土の塗り壁材は、調湿効果や蓄熱効果があることで知られています。

漆喰は強アルカリ性で、カビ・ダニの発生を抑制する抗菌効果があります。珪藻土は、珪藻という藻の一種が堆積した化石岩を原料とする塗り壁材です。多孔質なので調湿効果が高く、吸音・消臭効果が期待できます。





■デメリットも知っておきましょう


ここで紹介している自然効果のメリットは、木にしても塗り壁材にしても、厚く、一定の量を使うことで効果が発揮されるものです。

また、むくの木・塗り壁材は工業製品でないので、多少のキズがつくことはこころえておきましょう。ただ、むくの木には調湿性能があるので、多少の傷は、濡れた布をあててアイロンをかければ元に戻ります。床や壁に使った場合、経年で多少の反りが生じるものですが、きちんと乾燥を施した材ならあまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。


塗り壁材も小さなヒビが入ることもありますが、DIYで簡単に補修可能。漆喰は手垢が壁についても消しゴムできれいにできます。珪藻土は自浄効果が備わっているので、軽い油汚れなどは霧吹きで水を含ませれば自然と目立たなくなります。





■自然素材の家づくりなら、大工がいちばん!


このような自然素材は、私たち大工がもっとも得意としている分野です。工場で大量生産された材料は、修業を積まなくともかんたんに施工ができますが、自然素材は熟練した大工や職人の手が必要になります。

またご紹介したような自然素材ならではのメンテナンスも、私たちのような大工集団でしたら、お声がけいただければすぐにおうかがいして対応させていただきます。


Booker's Homeは地元で長く続いている大工のエキスパート集団です。ノウハウを積み上げ、豊富な実績をもとに、健やかで豊かな家づくりを提案しています。

自然素材は新築のみならずリフォームでも取り入れることができます。自然素材をふんだんに使った住まいづくりやリフォームのことなら、ぜひBooker's Homeまでご連絡ください。ローン・資金計画相談などもすべて対応していますので、お悩みごとがございましたら、お気軽にご相談ください。


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